幸せに暮らしたい日記

未経験を一つでも減らしてから死にたいのに、小心者すぎてスマホという窓を通してしか世界を見ることのできない日々をそろそろやめたい人の心の叫びとメモ

神無月

いま、血だらけのタオルケットを抱えて あなたの名を連呼している 台風が夏をさらい 秋の夜風があなたを連れてきた 私たちの神無月 血だらけになって5日目のタオルケットは 鮮やかな赤を失って 褐色に変わった なにも生みだせないことを証明する血液が わた…

生まれてきてよかった、と思ってみたい

私には何もない ことごとく何もない かわいくもない 優しくもない 魔性性もない 頭がよくもない お金もない ないないない尽くし 一つだけあるとすれば 優しい人に恵まれること 私の周りにいる人たちは 本当にどうしてこんなに優しいのだろう 私がダメすぎて …

ごめんね

好きな人以外の異性と迎えた 天気の良い朝、 だいたい8時半頃、 私は必ず泣いてしまう 泣いていることを知られては困るので 背中を向ける 他人は 何も知らずに抱きしめてくれる 天気の良い朝の8時半頃を 誰かと迎えることが怖い 清々しく白い朝光の中で 他人…

煩雑な頭の中の整理用メモ

appleのCMに使われる曲って 本当に外れないな って思いながらBillie Eilishにはまった夜 顔に尋常じゃない硬さのニキビが 仲良く二つできたので 慌てて素性のわからない酵素洗顔とやらで びしびしと顔を洗った 約3年前の自分の顔写真が 友人から送られてきて…

彼の靴を履いた日

うつ伏せになって、 と言うと、 彼は素直にうつ伏せになってくれた 何も身につけないまま 彼の四肢をぺたぺたと触る 何かに初めて触れる三歳児のように ぺたぺたと触る 彼の足の指一本一本を触り ”土踏まず”に いつの間にか口付けていた 「なにしてるの」 と…

負けてられない

ハイストリートを一人闊歩していると、見覚えのある影があった。確実に、彼だ。ビルの谷間に吸い込まれていく彼に、慌てて背後から忍び寄る。 何者かが後ろからつけてきているのに気付いたのか、彼は足を速めた。 ここはイギリス。いくら先進国と言っても、…

ぐるんぐるん

あたまのなかを、彼の名前がグルングルンとまわる。 やっと呼べるようになった呼び方で、グルングルンとまわる。 名前だけが独り歩きをして、 その名前の持ち主の顔は浮かばない。 どんな笑顔だったかな わたしはあなたを好きだったのかしら。 あなたはわた…

ありがとうさようなら

髪に指を通しあい 気持ちがいいねと頬を寄せては口付けて あなたのいつでも林檎のような頬は 拠り所でした わたしの長い髪が あなたの口へ入ってしまうのか 時折顔をしかめるのは きちんと見ていたよ あなたは一晩中抱きしめて 明け方に時計を探すわたしを …

帰依

浅はかな行いが愛しいものを壊してしまった時貴かった砂の城を唐突に蹴っ飛ばしてしまった時わたしはわたしを憎むしかなくて現在いっときこの瞬間までわたしを構築している命や時間や細胞その他すべてを呪うしかなくて紙切れ一枚で解決しようとしたその薄さ…

恋をした時の身体的反応に嘘をついて得られる幸せ

人を好きになった時、 自分がどんな気持ちになるのか 身体がどんな反応をするのか わたしはもう知ってしまっている 胸の奥がさざめいて 引っ張られて 胃がどんどん狭くなっていき 頭のどこかがふつふつと熱を持って 目はらんらんとして 口元は時に緩みはっと…

メンヘラ欠陥住宅

満月が暗闇に帰り、 またそのふくよかな円さと 冷たい輝きを取り戻すまでの間に 新しい生命を育めなかった血液は わたしの躰から追い出されていく その寂しさなのか 断末魔の叫びなのか わたしはその頃、かならず 消えてしまいたくなる衝動に駆られる そう思…

難しくない

生きるということはきっとそんなに難しくないんじゃないかなんて会社を休んでイオンで買ってきた寿司を頬張りながら思った。 だってこんだけたくさんの人がこれまで生まれて生きて死んでってしてきてるんだから、わたしにできないわけないんだもの。 色々考…

コンドーム以下

何もかもに腹が立つ どうしてか分からない 今日は会社で三回下痢をして そのうち二回は 同じフロアでするのはいやだったから わざわざ四階まで下りた あとの一回は めんどくさくて降りなかった 排泄するとき思う 人間には穴が一箇所だけ開いてて それは口か…

可哀想なキウイ

この人の隣で 朝を迎えたくないと思った なぜならそれは この夜が永遠に続けばいい と思ったから 朝日に照らされる その人の輪郭や 凹凸の強い顔の陰影 いかり肩の描く線は いつもとても美しいのだけど それはつまり 昨夜の終わりを突きつける風景 不安定で…

モトイくん

困る、と思った。 モトイくんは、黙っていた。 私も、黙っていた。 少し遅めの朝食の最中、モトイくんは唐突に、 「結婚しよう」 といった。 一瞬の後、これはアレじゃないか、と思った。 小説とか映画で、よくみるアレじゃないのか、と思った。 どうして小…

ばあちゃんのこと。

考えてみれば、あのばあちゃんはすごかった。 朝、晩と、必ず仏壇の前に座り お茶を入れ、ご飯をそなえ 線香をあげ、般若心経を唱えた。 365日、欠かさずである。 もっとも、 私がばあちゃんに会っていたのは 幼稚園生から中学三年までの 夏と冬の一週間だけ…

幸せとか付き合うとか未来とかそういうの全般

わたしはかつて、 誰かを幸せにしたことがあるんだろうか 誰かの幸せを心から祈って 何かをしたことがあっただろうか これをしたらあの人は間違いなく喜ぶ とか こう言えばこの人の悲しみは少しでも薄れる とか 考えなくもないけれど、 心の底からそんなこと…

「ベッキーと一緒じゃね?」

それは突然終わった。 そんなこと始めから起こってすらなかったかのように、 するり、さらり、 わたしの心はそこから離れた それというのは、 昨年秋に恋した人への 恋慕のことだ 彼と私は誕生日が同じだったから 念のため、 おめでとうを送った その夜中、…

辛いなら病院に行けばいいのに

仕事を18時15分に切り上げ そそくさと電車に駆け込んだ 19時半に行く予定だった心療内科が (勝手にそうするつもりでいた) 19時に来れませんか?と言ってきたからだ あ、行けます、と答え 慌ただしく仕事を終えた。 最後にその病院のお世話になったのは 今…

アルゲリッチは読書に向かない

昨日、夜の三条を歩いた 素敵な姿形をした恋人たちがたくさんいて、 こんなところに連れてきてくれる彼氏はセンスがいいな、 だけどわたしは男性と一緒に外を歩いてはいけない容姿だから、そんな気の利いたことしてくれる人とは付き合えないな、 だとかをぼ…

不毛

死にたいと思わないでいられたのは たった一ヶ月だった ツイッターをやめて 一ヶ月ちょっと とどまることのなかった 希死念慮とマイナス思考に やっと歯止めがかかったと思っていた 「考えに考えた末の自殺ではなく、 たしか、その夕方、 いつも夕食をするス…

彼のこと。

台風が行ってしまって 顔に吹き付ける風が少うし冷たくて こんな日には決まって 彼を思い出すのです 昨日何気なく入った 四条のプロント。 そこで『痴人の愛』を片手に パスタを食べながら はたと気づきました。 そういえば私は去年の今頃も ここでポツネン…

祝! ツイッターからの卒業

もう、タイトルどおりです。 いつもは8時に起床する私ですが、 なぜか6時半に目が覚めた今朝、 いの一番に脳裏を駆け巡ったこと 「過去の発言を全部消したい!!!!!!」 もはや過去を消したい 全部消したい フラットになりたい 生まれ変わりたい とりあえ…